見合い結婚の媒妁人

見合い結婚の媒妁人といっても、かならずしも、見合いからめんどうをみてきたカップルの媒妁とは限りません。

友人や友人グループがとりもったカップル、交際会や相談所を通しての見合い組の媒妁人は、恋愛結婚同様、ほとんどが名誉媒妁人ということになります。

また、紹介したり、世話をすることは好きでも、「挙式のときの媒妁人はどうも・・・」という人たちもいますので、昔ふうのお見合いで知り合ったカップルの結婚式でも、名誉媒妁人やビジネス媒妁人という場合もあるわけです。

媒妁人が仲にはいって、結納交換の儀式をすることは少なくなりました。

もっとも、地方へいくほど、恋愛、見合いをとわず、人をたてて結納交換をする率が高くなりますから、地域によっては、大半が仲人をたてて、結納交換をしているところもあります。

また、媒妁人を男性側、女性側からそれぞれ一組ずつ、計二組をたてるならわしの地方もあります。

さらには、媒妁人のほかに、「はね親」をたてる地方もあります。

この地方では、はね親夫婦が、媒妁人の役めを果たしますから、媒妁人夫妻は、挙式時だけの形式的な存在になります。

「はね親」には、兄や姉夫婦、伯父や叔父夫婦というように、肉親や親せきの年上の夫妻がなるならわしがあります。



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このページは、-が2019年4月30日 16:39に書いたブログ記事です。

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