上司に媒酌人を依頼する場合の心得

媒酌人は、たとえ当日だけの立会人であろうと、ふだんつき合いもあり信頼のおける人に依頼することが望ましい。

そういう条件を満たす人として、挙式当日の媒酌人を上司に依頼するケースは少なくない。

しかし、媒酌人の選定・依頼は、思いのほかむずかしい面があるもの。

無思慮に依頼すると、ときには同僚の反目をかったり、依頼した上司に迷惑をかけることにもなる。

現在の直属上司をさしおいた形で、昔の上司に依頼したり、日ごろ面倒をみてくれている上司を素通りして、コネのある重役に依頼したり、というようなやり方は、やはりその後の人間関係をむずかしいものにしかねない。

どうしても直属上司以外に依頼する根拠があれば、直属上司に相談をもちかけるという形で、根回しをする必要がある。

取引先の親しい人に依頼したい場合も同様である。

また、課長など中堅管理職の上司に依頼したときに、「部長にお願いしたほうがよいのでは」という返事が返ってくるかもしれない。
それは、多くは社内の人間関係のバランスを考慮してのことと考えられる。

その場合はムリじいせず、話を聞いたうえで納得したら、橋渡しを依頼してもよかろう。

いずれにせよ、職場の上司に媒酌人を依頼するにあたっては、社内状況をよく見きわめ、手順をきちんとふむ必要があることを忘れないこと。

軽い気持ちでうっかり依頼して、上司の顔をつぶすことになってしまった、というようなことがあってはならない。

また、上司に媒酌人をお願いしたり、上司の仲介で結婚が決まったりしたときなどにも、、職場と私事のけじめはつけること。

職場内で挙式の打ち合わせをするなどは慎まなければならない。

結婚はだれにもうれしいことだから気持ちが舞い上がるのはムりもないが、だからこそ、平素以上に公私混同しないよう心がけたいものである。



結婚相談所

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このページは、-が2018年11月30日 10:47に書いたブログ記事です。

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