挙式の間の飾りつけ・杯事とは

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■挙式の間の飾りつけ
挙式の間は、その家のいちばんりっぱな座敷がつかわれたり、奥まった部屋が用いられたり、仏壇の前で行なわれたりで、一概にいえません。

そのほか式場の準備には、やれ小笠原流の、何流のと、さまざま流派もありますが、そういうことにこだわらず、ごくふつうの飾り方をのべますと、床の間のある部屋ならば、正面にイザナギ、イザナミの二神の軸をかけます。

イザナギノミコトが天神の命をうけて、配偶女神のイザナミノミコトと共に、わが国土を経営し、諸神を生んで山海、草木を分掌されたことはご存じでしょう。

ただし、この二神の代わりとしては、天照皇太神宮でも、下っては氏神さまでもよく、さらに略しては松竹梅などの軸でもかまいませんが、そのさい風鎮(掛物の軸の両端にかける重し)は、かけないのが昔からのしきたりです。

なお、島台(蓬莱山をまねた飾り物)があ、ったら、その前に飾ります。

■結婚式の中心はキス象徴の杯事
いわゆる杯事はキスのシンボルとして、結婚式の中心をなすもので、伝統的には夫婦の杯、親子の杯、親類振舞の杯(披露宴)と、三つの式を行なうのが正式です。

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このページは、-が2017年10月30日 10:26に書いたブログ記事です。

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