2017年2月アーカイブ

◆付き添い人の人選は慎重にする
事前の打ち合わせの結果付き添い人も一緒に同行するようになったら、あまり大勢で集まるのも不自然ですので両家から一名ずつぐらいがよいかと思われます。

家族でも、親戚の者でも、日ごろから親しくしていて本人のことをよく知っている知り合いの中で、物事を客観的に見れる方が望ましいといえましょう。

お見合いの席では、たとえ本人の人柄がよくても、付き添い人があまり感じが悪い方だと、その

見合いも不成功に終ることが多いようです。

ごくまれに、当事者と同じ年、もしくはそれに近い年代の人が、付き添う場合があります。

その場合は、ことさら付き添い人の人選には気をつけましょう。

当事者が付き添い人より、かすんでしまうようでは、なんにもなりません。


◆交際期間中も見合いのうち
見合いの後にはじまった交際は見合いの延長といってよいでしょう。

その結果によって、結婚するか、しないかの結論に結びつくものですから、そういうことを考えて、あまり行きすぎた行為のないように、お互いに気をつけましょう。

見合いから恋愛に発展する例も少なくありませんが、あまりうきうきとして、相手への観察の目がにぶるようではいけません。

度を越すような交際のあり方は感心しません。

相手を尊重し、いたわり合いながら、相手の人となりを理解するようにつとめます。

双方とも、自分を飾ってみせたりせずに自分ら
しい自分を見てもらうのだという心がけが大切です。

また、生涯の伴侶として適当かどうかを見きわめるための交際だということを、くれぐれも忘れないようにしましょう。

見込みのない場合の断りは、その日のうちに仲人に申し出てもかまいませんが、せっかくお世話くださったのにお断りするのも気が引けるとか、交際を続けようかどうしようかと迷ったまま、幾日も返事を引きのばしておくと、かえって仲人に迷惑をかけることになります。

断りは、理由をいわすはっきりとしましよう

断りの返事は、早めにはっきりと仲人をとおして行うのが礼儀です。

断りの返事というものは、電話にしても、直接会っての場合にしろいいにくいものです。

謙虚な態度で断りを申し述べて、こうした機会をつくってくれた仲人に対して、誠意を込めて礼を述べればよいのです。

「先様は、私どもには立派過ぎる方で勝手ばかり申しまして」というように、あくまでも謙虚でありたいものです。

たとえ相手方にどんな欠点があろうと、具体的に並べたててそれを理由にすることのないようにしましょう。

また反対に、相手から断られた場合は、仲人に「どこがいけなかったんでしょう」「お断りの理由はなんでしょうか」などと、くどくどと聞いたりせず、さっぱりとした応対をします。

「さようでございますか。またよいお話がありましたら、よろしくお願いいたします」といって挨拶をします。

このアーカイブについて

このページには、2017年2月に書かれたブログ記事が新しい順に公開されています。

前のアーカイブは2017年1月です。

次のアーカイブは2017年3月です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

ウェブページ

Powered by Movable Type 5.031