◆予算の見積り方
一口に挙式・披露宴の費用といっても、実際には細かく項目に分かれています。
おおざっぱな計算をしていると、一つ一つはちょっとした金額オーバーであっても、合計すると大幅なオーバーということになりかねません。
見積り書は税金・サービス料などもチェックしながら、検討することです。
また、当日になると、美容師や会場関係者へのご祝儀、主賓や高齢者のタクシー代、駐車料金、司会、受付、演奏者などのお礼、写真の焼き増しなど、目に見えない費用がいろいろとかかるものですから、これも予備費として計算に入れておきます。
◆費用をおさえるには
まず、シーズンオフをねらう手があります。
春、秋のブライダルシーズンをはずして、6?9月、12?2月ということになります。
更衣室が用意されていれば、考えてもよいでしょう。
また、百貨店や美容室に勤める人などの場合、平日の挙式ということも考えられます。
ともに式場がすいている時期で、割引きが期待できます。
それが無理なら、披露宴の内容でおさえます。
費用のうちで、最も比率の大きいのが料理です。
ですから、料理のランクを落とせば、最も簡単に費用をおさえることができます。
たとえば、1人前・・・1万5千円の料理を1万円にしたら、5千円×人数分、50人とすると25万円の節約になります。
おさえるポイントは、あちこちで少しずつ削らないで、どこかをバッサリと省略することです。
少しずつ削ると、どうしてもみすぼらしい印象になってしまいます。
たとえば、思い切って引出物はやめにして、その分料理を豪華にするという方法もあります。
キャンドル・サービスや両親への花束贈呈なども省略してよいでしょう。
また、お色直しをなしにすれば、衣装代がグッと安くつくだけでなく、新婦不在のまま祝いのスピーチをするという考えたら妙なことにならないですむというものです。
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