2016年7月アーカイブ

結納がすんだら その2

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◆結婚式の媒酌人もつとめるのなら

結納の仲人が、そのまま引き続き、結婚式の媒酌人もつとめる場合は、お礼は結婚式がすんでからまとめて行います。

結納のお礼としてはとくにお金を包まず、終わってから菓子折などの手みやげを持って、お礼にうかがうだけでよいでしょう。

ただし、結納当日の「酒肴料」や「御車代」は結納のお礼とは別のものですからはぶくことはできません。

仲人宅に両家が集まって結納を交わした場合は、祝い膳や茶菓代などの実費に、お礼の気持ちを込めた金額を包み持参します。

お礼だけでなく、結納にまつわる費用、たとえばホテル、料亭などの会場費や会食代、仲人宅で行った場合の実費とお礼なども原則として両家で折半とします。

ただし、女性側が結納返しをしないかわりに、祝い膳の費用などを持つということもありますから、ようは打ち合わせをして合理的に進めればよいのです。


◆結納後の結納品は?

お礼は両家で負担する
結納の後の仲人へのお礼は、原則として両家で半額ずつ負担し、名前も連名とします。

その際、姓だけではなく名前も書くことです。

姓だけ書くのは目下の者へのときとかぎられています。


結納後と挙式前10日間ほど飾る
結納品は本来、結納当日から挙式までずっと床の間に飾っておくものです。

そして、その後いただいた結婚祝いも、そのまわりにいっしょに飾っていきます。


しかし、結納から挙式までしばらくある場合は、結納品もほこりをかぶってしまいますから、結納の後10日間ほどと、挙式の前10日間ほどだけ飾ればよいでしょう。

結納がすんだら その1

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◆一両日中にお礼に出向くこと

仲人にとって結納はなかなか骨の折れる仕事です。

おめでたいことですから、仕損じたりしないようにと緊張もあることでしょう。

結納が終わったら、両家の代表者は一両日中に仲人宅にお礼に出向きます。

お礼の仕方はケースによって異なります。


◆結納だけの仲人へのお礼

仲人へのお礼は結納金の約1?2割が目安といわれています。

これは結納当日の「酒肴料」や「御車代」とは別のものです。

結納金が50万円なら、5?10万円ということになります。

上書きは「御礼」または「寿」とし、紅白、金銀の水引きを結び切りにします。

菓子折などをこれに添えて持参するとよいでしょう
仲人宅を会場として両家が集まって結納を交わした場合は、当日の実費をお礼に加えた金額を包んで「御礼」または「寿」として渡します。

実費とは当日の茶菓、祝い膳の費用などですが、仲人側にしてみれば、仲人夫人の美容院代、当日の手伝い人など、意外に目に見えない費用がかかっているものです。

そのあたりも考慮して金額を決めます。

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