贈り物をする場合には相手の意向を聞き、それにみ合った品選びをしたほうがよいでしょう。
相手方に希望の品物を聞いても失礼にはなりません。
洋服地などの衣料系統のもの、香水、ネクタイなどの装身具、絵、人形などはいくらあっても困らないでしょう。
しかし、その人の趣味、センスによって、なかなか選択がむずかしいこともあるので、こういう場合は、相手といっしょに買いに
行くとか、好みのものを問い合わせて、きめるとかするのがよいでしょう。
包み方としては、奉書、西の内などを二枚重ねるか、一枚を二つおりにするかして使います。
折ったとき、タテの場合は折り目が左、ヨコの場合は下になるようにします。
品物を紙の上に置いて、左から紙を右に折り、次に右からかぶせます。
この逆ですと「左前」といって弔事の包み方になりますから気をつけてください。
大きな品物であれば、包装紙などで包み、上に奉書をかけるようにすればよいでしょう。
その上に水引きをかけ「のし」をつけます。
包み終ったら上段には「寿」あるいは「御祝い」と書き、下段にはやや小さく自分の名を書きます。
これで贈り物の用意・はでき上がります。
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