結婚式が終われば、二人は夫婦として社会的に認められます。
しかし、それだけでは正式な夫婦ではありません。
わが国では婚姻届の提出時点で、はじめて婚姻が成立します。
挙式前に、市町村役場に出向いて用紙をもらっておきます。
婚姻届は、二人が新居にかまえる市区町村役場に、戸籍抄本をそえて提出します。
本籍地以外の市区町村役場に届け出る場合は、戸籍謄本が必要となります。
また、婚姻届は、日曜、祝祭日に提出しても、郵送しても受け付けてくれます。
式当日に済ませなければならない会計は、きちんと係をきめておきます。
当日はなにかとゴタゴタするので、はっきりした責任者が必要なのです。
責任者は家族の中から指定して、取り扱ってもらいます。
見合結婚の場合には、事前に健康診断書を交換することが一般化していますが、交換しない場合でも、自分から診断を受けて、健康を確かめておくことは、相手に対する誠実さのうえからも、大切なことです。
自覚症状がなくても病が進行していることだってありますし、正常との診断をもらえば、自信をひとつ増やして結婚へと向かえます。
もし、自覚症状があったり、異状が指摘されたりした場合には、ただちに治療しておきましょう。