日本の場合、結婚シーズンというと、春か秋ということになります。
気候がよくて気持のいい季節に結婚式をあげるのは、新郎・新婦にとっても、列席者にとっても心地よいものですから、この春か秋に結婚式が集中するのも当然といえます。
ですが、最近ではどこにも冷暖房の設備は整っています。
真夏の陽光の中で若者らしい結婚式をあげることがあってよいはずですし冷たい大気に心と体を引き締めながら、新しい人生に旅立つのも味のあることです。
列席者に不便をかけることさえなければ、春や秋のシーズンにこだわる必要はないのです。
それに、何といっても、シーズン中はどこの結婚式場も満員です。
一日に何組もの結婚式があって、時間内におさめるために苦労するのも味気ないことです。
特に大安の日で休日の日ともなれば大変です。
春か秋の大安の日曜日というのは、たしかに、結婚式の日取りとして好ましいとも言えるのですが、ゆったりとした気分で行ないたいとするなら、シーズン・オフをねらうほうが賢明だと言えます。
また、式場の料金も、シーズン・オフや仏滅の日には、安くなるところがほとんどです。
結婚するカップルもそれだけ少ないということですから、新婚旅行の車中や旅先で、他のカップルといつしょになる可能性も小さくなります。