もし親に子供たちの結婚のために用意したお金があって、そのお金をいただいたほうが二人の結婚生活もスムーズにスタートできるのでしたら、遠慮せずにいただいておきましょう。
せっかくの親の気持ですし、余るようでしたら、出産や育児、また不慮の災害に出会ったときのために貯金しておけばよいのです。
何かと親孝行をするための資金としても使えます。
大切なことは、親にそれだけの用意がなくても、自分たちで結婚資金を準備するという心構えでいることです。
結婚とは、二人で独立した家庭を築くことであるのですから、その出発点においても、自立した精神を持っていたいものです。
結婚資金を両親で持つ場合には、両家でつり合うようにすることが大切です。
かりにこちらに資力があり、相手方がそうでなかった場合にも、そこに生じる不均衡については、充分に了解ができていなければなりません。
どちらかで相手方の仕度などを負担するにしても、どの程度を持つかを明らかにしておきましょう。
何でもやってやればよいだろうという態度は好ましいものではありません。
媒灼人に話して、よく先方とも連絡をとってもらうようにしましょう。
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