結婚生活を始めるにあたっては、いくらかのまとまったお金が必要です。
そして、五十万なり百万なりのお金は、一朝一夕で用意できるものではありません。
じっくりと、時間をかけてこそ、用意できるものです。
たとえ親に十二分の資力があったとしても、一応自分の力でまとまった額を準備しておく心がけも大切です。
さて、その上でどう用意するかということですが、これは地道に、貯金していくしかないでしょう。
結婚のために一擾千金を夢みるなどというのは、全くの邪道です。
たとえば、月に二万円ずつ貯金して、年二回のボーナスで十万円を貯金すれば、三年間で百万円を用意することができます。
毎月貯金することは大変で、面倒なようですが、習慣になってしまえば、けっこう簡単なことです。
もちろん、それだけの決意があればということですが。
金額はともかくとして、毎月貯金するには、やはり相当な覚悟が必要でしょう。
出張手当や時間外手当などの臨時収入はヤできるだけむだ使いをやめて、くり入れることです。
それがむずかしいようでは、結婚してからも♪満足な生活を送ることはできないはずです。
月々の貯金とは、未来へのトレーニングという意味もあるのです。