国際結婚カップルの離婚

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国際結婚のカップルが離婚した場合には、通常の日本人同士の離婚とは異なることが起きます。

通常の生活では予測もしていなかったようなさまざまな事態に遭遇することになります。

たとえば、外国人と国際結婚して子どもが生まれたが、相手が自分と子どもを残して外国に帰ってしまい、音信不通になってしまったらどう対処すればいいのか。

あるいは子どもを連れて外国に逃げられてしまったら、どうすればいいのか。

離婚しようとしたら、相手の国は宗教的な理由から離婚を認めない国だった場合、一生やり直すことはできないのか。

離婚に際しての財産分与は相手が外国人でも要求できるのか。

だれが子どもの親権者になるのか......などなど、考えるときりがありません。

さらに、日本人どうしの結婚なら、すぐに調停や審判、訴訟などの法的な援助を求めることもできます。しかし、相手が外国人の国際結婚の場合、同じように考えていいのかどうか、これまたおおいに不安になるところです。

外国人と離婚するときに注目すべきポイントは、次の4点です。

(1)どこの国の法律に従うのか

(2)どこの国で裁判をすればいいのか

(3)慰謝料や財産分与など経済的な問題

(4)子どもの問題

基本的には、国際結婚であっても、日本で離婚するなら、日本の法律に従うのがルールとなっています。

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