2011年7月アーカイブ

国際結婚相談所と入管法

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国際結婚は外国人との結び付きです。このため、当事者の合意だけで届出をすれば結婚ができると思うのは早計です。

そして、結婚をすることで、直ちに相手の外国人が日本に住める資格を得られることにはなりません。

出入国管理及び難民認定法(入管法)という法律に定められた結婚の入国査証(ビザ)をもらわなければ入国できません。

また、なんらかの方法で日本にいる外国人が在留資格の変更をして結婚ビザを取得する場合にトラブルが多くあります。

この法律に係わるトラブルは、国際結婚相談所の人達だけに依存して対処するのは難しいかもしれません。ご自身も主体的に関与して、国際結婚の法律面の課題を一つ一つクリヤしていくのが望ましいと思われます。

国際結婚相談所には、現地との通信費、渡航費、現地での手配をする人への謝礼、本人を来日させる費用等を要します。

多少のお金がかかるのは当然ですが、やはり相応の金額というものがあるはずです。その辺は常識的に判断していただきたいと思います。

良質な国際結婚相談所は、大勢の女性を紹介してもらえます。そして、何よりも大切なのは、自分にあったパートナー候補を探してくれるかどうかということです。



東京の国際結婚相談所

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東京の国際結婚相談所はピンからキリまであります。

大手の国際結婚相談所は、高い入会金を取ってコンピューターに会員を登録し、会員男女の相性が合った者を紹介したり、パーティーを開いて見合いの場を設定するなどのサービスを提供するのが通例です。

その後の成り行きは当人同士におまかせします式になっているようです。海外での国際結婚はトラブルが多いため大手業者は余り取り扱っていないようです。

また、都市部の小さな結婚相談所では、入会金が一万円位で登録するとすぐに紹介という名目のお見合いが行われることが多いようです。

そのあげく、お見合いが不調となって、外国人とのお見合いを申し込むと、在日の外国人女性を紹介される場合もあるようです。

大都市や都市近郊の結婚に焦っている男性は、外国人が身の回りに多くいるための慣れで、コミュニケーションの手段としての言葉の違いのもたらす不便さも考えないことも多いようです。

また、その外国人がどのような資格で在留しているのか、どうして日本人と結婚したいのかなど、相手の人物歴もよく確かめず、業者の方も外国人女性の一方的な履歴の提供に基づいて男性側に紹介するので、お互いの結婚の合意ができたとしても、後々のトラブルの要素を多くはらむことになります。