2011年6月アーカイブ

国際結婚相談所について事前に調べるにはいくつかの方法があります。

一、その土地の生活が長い人や近隣での噂を聞いてみる。

二、ある程度の年配者が相談所の責任者であること。

三、いわゆる流れ者(その責任者・経営者の素性が不明で口の非常にうまい者)は一応疑ってかかる。

四、その相談所で縁談が成立した人に内容をよく聞くこと。

五、都市部においては土地っ子でない人が相談所を開いている場合が多いのですが、これは徹底的に調査をすること、そこの責任者が社会的地位や名誉心を持つ人であるなら金銭的な問題を起こす気持ちはないはずですから一応の信頼は置けるといえます。

六、週刊誌や新聞紙上で大きなスペースで広告を出している相談所は、それだけで信用がおけるとはいえません。

大手といえども結婚後の問題にまで責任を持つ所はないようです。

いかがわしい国際結婚相談所は、結婚の合意ができるまでを仕事とし、その後のことはあまり気にしません。

しかし、良質な国際結婚相談所は、婚約できてからのことも親身になって心配して、お世話をしてくれます。

国際結婚にはいろいろなトラブルがつきものです。

たとえば、不法滞在をしている、婚姻要件具備証明書の不備による婚姻届け不受理、在留期間延長の手段として結婚を利用する・・・などです。



国際結婚相談所

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国際結婚相談所というのが、20年くらい前から日本にたくさんできました。

そもそも、結婚相談所というのは、日本人同士の仲人をする人達で始められ、地方においては嫁不足の解決のために国際結婚の分野に進出しました。

こうしたなか、一発屋と呼ばれるブローカーの活動が注目されるようになりました。

平成五年春に、山形県である四〇代の男性が結婚相談所に申込みの手続きをしました。

今のところ国際結婚の金銭的な基準もなく、相談所に対する法律の規制もありません。

勝手にそれぞれの相談所が料金を定あており、この例は一歳当たり十万円ということで、くだんの男性は十万円×年齢分の四百数十万円の金銭を支払わされながら、結局、お見合いもできず、当然結婚などは問題外で、お金だけ取られたという事件が新聞に出ておりました。

このような被害に会わないためには、国際結婚相談所を開いている人物の資質(世話好きで安定した職業に就いていたり、その人物が地域の名士である等)を見極めることがポイントだろうと思います。

お嫁さんを探す前にその結婚相談所や仲介業者を調べることが先決です。

現代は調査機関が発達しており、そこに依頼して、信頼するに足る所であるとの結果が出てから相談に行くのが懸命でしょう。